鳩吹山は日の出登山しやすい山です。
今回はチョッと?早起きして、日の出登山。
朝は3時30に飯田を出発して、可児市に向かいました。
鳩吹山から日の出を見るなら「鳩吹山遊歩道真善寺入口」がオススメ
グーグルマップの位置情報には遊歩道入口が登録されていないのですが、場所としては真善寺の公衆トイレ脇に登山口があります。
周辺は、お寺の敷地と隣接する石材店の駐車場ですので、この付近に車を停めてはダメですよ。
鳩吹山登山者駐車場を利用します。
トイレの先、約100mの林道沿いが登山者用の駐車場になっていますので、コチラを利用しましょう。
林道脇が広くなっていて、約10台の駐車が可能です。
鳩吹山 日の出登山~西山縦走周遊コースタイム(全行程約3時間半)
鳩吹山登山者駐車場▶(3分)▶鳩吹山遊歩道 真善寺入口(登山口)▶(15分)▶見晴らしポイント▶(10分)▶尾根分岐▶(3分)▶鳩吹山遊歩道 大天神休憩舎(日の出待ち休憩35分)▶(1分)▶鳩吹山山頂▶(30分)▶北回りルート分岐ポイント▶(25分)▶猿啄城眺望ポイント▶(5分)▶天神山方面分岐▶(10分)▶西山山頂▶(15分)▶西山休憩舎▶(15分)▶西山入口(登山口)▶(15分)▶鳩吹山登山者駐車場
歩き始めは朝5時です。
登山日は10月11日で、日の出の時間は5時53分の予測。
登山口から、鳩吹山までのコースタイムは35分となっていたので、余裕をもって5時に歩き始めです。
駐車場からの林道はまだ真っ暗です。
まずは公衆トイレ脇の登山口を目指します。
この登山口から鳩吹山を目指します。
まだ暗くて詳細は見づらいですが、大きな案内看板が設置されています。
日の出登山の必須アイテムLEDヘッドライト
日の出登山には欠かせないのが、お馴染み?このヘッドライト。
充電式で広範囲に明るく、暗い登山道も安心です。
登り始めの登山道は階段区間です。短い距離で確実に登っていきます。
一息登って振り返ると、可児市の夜景がキレイです。明け方と夜の間といったところですね。
なだらかな区間の尾根に出れば、鳩吹山の展望台まではあとわずかです。
白々と開けてきた空と夜景の眺めがきれいです。
朝焼けが始まった頃に、展望台の東屋「鳩吹山遊歩道 大天神休憩舎」に到着。すでに二組ほどのパーティーが朝焼けの中、日の出を待っていました。
地元の常連さんの方からホットコーヒーを分けていただき、飲みながらきれいな朝焼けを堪能します。
日の出前、刻々と変化する朝焼けを眺めている30分くらいの間に、7〜8人の方が登って来ました。
皆さん慣れている様子なので、地元の方なんでしょう。
鳩吹山からは、きれいな朝焼けを見ることができましたが、日の出は雲の中。
残念ながら、ご来光を見ることが出来ませんでした。
東屋の裏手の登山道、鉄塔の脇を抜けて山頂へ向かいます。
日の出を待ったのは、山頂手前の展望台で、実際の山頂はこの広場になります。
まだ、ほんのりと朝焼けが残る鳩吹山山頂。(313.5m)
ここからは一旦下って西山を目指します。
少し紅葉も始まっている道を進みます。
ガラガラと、足を滑らせやすい下りの区間になります。
適度なアップダウンがありつつ、気持ちの良い登山道を進みます。
足元を少し注意するポイントもありますが、基本的にはよく整備された登山道で、登山客も多いこともあって、歩きやすい道が続きます。
秋めいた空をバックに、目指す西山が見えてきました。
一旦下り切った分岐ポイント。道なりにまっすぐ進んでしまいそうですが、今回は右方向へ進み、北周りコースで西山を目指します。
鳩吹山周辺の遊歩道は、案内看板も整備されているのでありがたいですが、分岐ポイントが複数あるので間違えないようにしましょう。
北周りコースには、岩場もあり、傾斜もきついので、足元はそれなりの装備で登ることをお勧めします。
下りきったところに木製の橋がかかっています。この先は今回の最難関、岩場と急登が待っています。
案内看板に偽りなし!なかなか登りごたえのある岩場です。
一旦登り切れば長めの良い稜線歩き。遠くに御嶽山もハッキリ見えます。
適度なタイミングで少し開けたポイントがあり、軽い休憩にも適しています。
ハードな上りもありますが、景色も良く、無理のないペースで登れる山ですね。
採石場の山の削れ具合はナカナカの迫力!
右手に木曽川を見ながら、登山道を進んでいくと、見たことのある風景が現れました。
山の中腹に櫓が見えます。これは以前登った猿啄城(さるばみじょう)ですね。赤白の鉄塔もわかりやすい目印になっています。
猿啄城~勝山の周遊登山もなかなか良かった事を思い出しつつ進みます。
一番の難所は岩場にへばりついて登ります!
木曽側方面の山へ向かう分岐点を通過すれば、まもなく西山山頂です。
西山(339m)山頂
西山は両見山とも呼ばれる様ですが、眺望としては1方向だけと言った感じです。
山頂付近の木が育った関係で「両見」といかなくなったのでしょうか?
軽く水分補給休憩をして下山、西山休憩舎を目指します。
西山休憩舎
順調に下って、西山休憩舎で一休み。
火気厳禁の詳しい注意書き
鳩吹山周辺は、昭和62年に大規模な山火事があり3日間も燃え続けた過去があるようです。
それもあって、火気厳禁を徹底しているんですね。
過去の歴史と併せて、火気の利用を禁止している詳しい内容が書いてあるのは好感がもててマナーアップにつながりますね。
西山休憩舎の先は少し急な下りのポイントもありますが、基本的には整備が行き届いて安心。
ひと下りした分岐は右直進方向へ進み、西山入口を目指します。
階段区間までくれば林道まではあとわずかです。
鳩吹山遊歩道西山入口
西山登山口の広場に出ました。
日の出を目指さなければ、西山入口から登り始める方がルートのバリエーションが作りやすいかもしれません。
色が褪せて来た案内看板には、マジックで林道の路線が書かれていて、何気にありがたい。
西山入口は大きな広場になっていて気分も良いですね。下山後のストレッチもココで行うのが良いでしょう。
ここからは、左右どちらにも進めますが我々は真善寺入口(画像上では階段の右側)の林道を進みます。
林道途中の大きなカーブの場所では、ダイナミックな岩肌を間近で見ることが出来ます。
車止めゲートの歩行者出入り口をくぐって、先へ進みます。
西山口の駐車場。ここにも10台程度は駐車できそうです。
真善寺口側の駐車場に到着で、無事下山完了です。
鳩吹山の日の出を目指した今回の行程は約3時間半。午前中でしっかり秋の山を満喫する事ができました。完全なるご来光はいつかリベンジしたいですね!
鳩吹山 日の出登山~西山縦走周遊コースタイム
鳩吹山登山者駐車場▶(3分)▶鳩吹山遊歩道 真善寺入口(登山口)▶(15分)▶見晴らしポイント▶(10分)▶尾根分岐▶(3分)▶鳩吹山遊歩道 大天神休憩舎(日の出待ち休憩35分)▶(1分)▶鳩吹山山頂▶(30分)▶北回りルート分岐ポイント▶(25分)▶猿啄城眺望ポイント▶(5分)▶天神山方面分岐▶(10分)▶西山山頂▶(15分)▶西山休憩舎▶(15分)▶西山入口(登山口)▶(15分)▶鳩吹山登山者駐車場