飯田市下久堅ウォークで虎岩樹木園や旧瀧澤医院を巡る

飯田市久堅地区の穴場観光スポット
飯田市久堅地区の穴場観光スポット

飯田市の下久堅(しもひさかた)地区は、天竜川の東側、竜東とも呼ばれる地域で、のどなか田舎らしい風景が魅力です。

虎岩交流センターからウォーキングスタート

今回は、下久堅の虎岩交流センターからウォーキングスタートです。

まずは交流センター駐車場から緩やかな坂道を上り、150mほど先の「おんたけ山公園」へ。

「おんたけ山」となっていますが「丘」くらいの感じですね。

それでも、見晴らし台からはそれなりに見渡せます。

南側には「神之峰(かんのみね)」のテレビ塔も見えますね!

知久平総合簡易水道の施設の脇を抜けて、虎岩樹木園へ。

虎岩樹木園

虎岩樹木園へは初めて訪れましたが、様々な草花と樹木が植えられていて、小規模ながら充実した樹木園です。

小中学生の夏休みの自由研究にもピッタリの場所ですから、お子様と一緒に行くのは良いかもしれませんね。

虎岩樹木園から坂を下って、明神大神宮方面へのどかな田舎道を進みます。

明神大神宮

山の神社という感じですが、立派な神社と広い境内が良い雰囲気です。

明神大神宮からカーブの坂を下ると貯水の堤。

大きな藤の木が花を咲かせて、良い香りが広がっています。

堤から少し下って二股を右へ進むとチョットした高台。

昭和50年代後半から60年にかけて行われた農地改良事業の記念碑と、倉庫、そして鉄塔が立っています。

ここからは飯田市街地方面と飯田市のシンボル風越山の風景を見ることができます。

この日は曇天模様でしたが、景色を広く見渡せて気分の良い場所です。

夕焼けスポットとしても良いのかもしれませんね。

引き続き、田舎道を下って行くと、伊那南部広域農道「南信州フルーツライン」の下をくぐる形で、下虎岩地区へ出ます。

下虎岩から飯田市街地と風越山の眺め

下虎岩原野平地区の集落を抜けて、先ほどくくった南信州フルーツラインへ向かいます。

乗合タクシーは平日3本、土曜は1本、飯田駅前までは500円で行けるようです。直接向かえば約8キロ、20分くらいですが、乗り合いタクシーで停留所を回って行けば40分~50分程度かかるのかな?

広域農道に出まして

Uターン気味に右へ進みます。

ここまでは「のどかな田舎道」で人も車もほとんど出会いませんでしたが、ここからは広域農道ですので結構なスピードの車も走ってきますから注意が必要。

青い矢羽根は「自転車の通行」を意味します。

この「青い矢羽根」の道路標示は、自転車の進行方向を示すと同時に、自転車が通行する事をドライバーに伝えるマークで、正式には「矢羽根型路面表示」と言うそうです。

この農道は、全国8つの区間で開催される自転車のロードレース「ツアーオブジャパン」のコースになっている事もあり、この表示もチャンと整備されている訳ですね。

峠の茶屋 ~EASY ONさん

自転車も走りますが、バイクで走っても気持ちの良いコースですので、ライダーズハウス的なカフェ「峠の茶屋 ~EASY ON」さんも沿道で営業されています。

宮の沢橋の道上には神社

宮の沢橋の手前から道上に登れる階段を発見!

宮の沢橋の名の通り?神社(お宮)がある訳ですね。

お祀りされているのは「秋葉様」でした。

宮の沢橋のスグ先には風の学舎

その先は「木の駅ひさかた」

しばらく進むと、北海道味噌ラーメンが美味しいカフェ「ツインビーテラスひさかた」

ツインビーテラスひさかた

ツインビーテラスひさかたの前から右へ下る枝道へ進みます。

マップで見ると農道と並行している道ですが、実際はかなりの高低差があります。

三叉路を左へ下ります。

巨石がドン!とある分岐を左方向へ斜面を巻くように進みます。

迫力の石垣

今回のウォーキングコースの見どころの一つが、まるでお城のようなこの迫力の石垣です。

旧瀧澤医院

石垣の上に建つ立派な休館が「旧瀧澤院」とても雰囲気のある素晴らしい建物です。

現地に行けば外観は誰でも見る事ができます。

内部の見学については飯田市教育委員会へご相談ください。
飯田市教育委員会「旧瀧澤医院」のページ

飯田市教育委員会 文化財保護活用課

TEL:0265-53-3755

旧瀧澤医院を過ぎてしばらくすすむと、農道の下をくぐります。

じわじわと続く上り坂

出発地点でゴールの虎岩交流センターが近づいてきました。

グラウンドにつながる進入路を上って

グラウンドの脇を抜ければゴールです。

虎岩交流センターに戻ってきました。

下久堅を約1時間30分でぐるっと巡るウォーキング。

のどかな風景と貴重な建物などを満喫できました。

この記事を書いた人

信州味噌入りカレー専門店

カレーの大原屋

https://www.ooharaya.com/

尾沢あきら