岐阜市のシンボル金華山。
実は2022年9月にも登っているのですが、うっかりのアクシデントがあり、今回はリベンジ登山でもあります。
11月後半でしたが、岐阜公園の紅葉は見ごろでした。
登山道に入る前に、麓の岐阜公園を散策、紅葉が良い感じです。
ロープウェー乗り場の脇を抜けて、三重塔へ向かいます。
岐阜公園「三重塔」は国登録有形文化財
流石は有形文化財。荘厳な佇まいと、周辺の岩肌の景色は迫力があります。
三重塔は直下まで行けますが、中には入れません。
散策で軽く体を温めて、三重塔からの枝道で、めい想の小径へ向かいます。
めい相の小径から登山開始です。
金華山は全体が「岩山」という感じで、登山道も岩を切り削って作られた区間が多いですね。
観光客も多い場所ですので、登山道は安心して歩けるように整備されています。
めい相の小径たる由縁
めい相の小径コースは随所に偉人の言葉が掲げられています。
何かを考えさせられる瞬間や、ひらめきが降りてくるかもしれません。
金華山登山 三重塔~めい相の小径~馬の背登山道のコースタイム
(三重塔から山頂の岐阜城まで約45分)
三重塔から「めい相の小径」経由▶(10分)▶馬の背登山道分岐▶(5分)▶断崖区間▶(30分)▶岐阜城入口
馬の背コースは「老人・幼児には無理です。」
マダマダ老人ではない我々は、馬の背登山道にチャレンジ!
ただでさえ、木の根とゴツゴツした岩の登山道なのですが、加えて傾斜もキツイのです。
登山道というより「断崖」と言った方が良いかも?というハードな区間が続きます。
文字通り岩に「へばりついて」登るのが馬の背コース。
一般的には「馬の背」と名の付くところはゆったりしているんですが、金華山の馬の背は全く違います。
マダマダ続く岩肌登り!
この先の頂上に岐阜城がある訳ですが、こんな厳しい城は絶対攻めたくないですよね。鎧を来て登るなんて不可能でしょう(笑)
というか、それ以前にこの山の頂上に城を築くなんて、とんでもない計画ですよね。
資材の運搬はどんな方法を使っていたのかも気になります。
少し木が増えて来て、木の根の階段区間になりますが、相変わらずの傾斜です。
そして、岩肌登りはマダマダ続きます。
やっと先の空が開けてきたかな?とひと登りすると、鮮やかな紅葉が目に入ります。
あと一息!
鉄製の階段までくれば登り切ったも同然です。
いやはやハードな登りでした。
馬の背登山道の看板に到着すれば、岐阜城は目の前です。
織田信長の居城「岐阜城」に到着です。
金華山には何度か登っているのですが、天守閣に入った事はなかったので今回「初入城!」
岐阜城天守閣からのパノラマ
曇り空だったのでスッキリ見渡す事はできませんでしたが、織田信長もこうして遠くまで見渡してこの城で過ごしていたわけですね。
ロープウェイ方面は紅葉がキレイです。
美濃方面の眺め。周辺にも気軽に登れそうな山がたくさんありますね。
下山はロープウェイでサクッと降ります。
前回の金華山では、ロープウェイの営業時間が終わっていて「プチ遭難」みたいになってしまったのは苦い思い出ですが(;^_^A
今回は問題なく乗車できました。
岐阜公園まで、高低差255.43mを4分で下ります。
岐阜金華山ロープウェー
岐阜公園と金華山の山頂を約4分で結ぶ
ぎふ金華山ロープウェー。
車窓からは自然林に覆われた金華山と長良川の自然美、岐阜市の街並を一望することができます。
【ロープウェーの概要】
斜 長 599.43m
高低差 255.43m
運行速度 秒速 3.6m
最急こう配 32度
搬 器 2基(最大定員46名)
所要時間 約4分
※金華山ロープウェー公式サイトより引用
前回、夏に登った時のリベンジ登山。断崖の岩登りはキツかったですが、紅葉の季節に良い山行となりました。
11月下旬の金華山、オススメです!
金華山登山 三重塔~めい相の小径~馬の背登山道のコースタイム
三重塔から「めい相の小径」経由▶(10分)▶馬の背登山道分岐▶(5分)▶断崖区間▶(30分)▶岐阜城入口