高鳥屋神社奥社(長野県飯田市)へ猿庫の泉から登る登山ルートとコースタイム

登山道から木々の先に虚空蔵山
登山道から木々の先に虚空蔵山

高鳥屋山(たかどやさん)と高鳥屋神社は別の場所です。

飯田市山本地籍から入山して登れる「高鳥屋山(たかどやさん)」と、今回ご紹介する「高鳥屋神社奥社」はどちらも低山登山にオススメなのですが、同じ「高鳥屋」なので紛らわしいです。

私自身も以前から「???」という状態でおりましたので、ソレをハッキリさせるべく登ってまいりました。

今回登るのは「高鳥屋神社(奥社)」です

登山口は数少ない飯田の有名スポット名水百選「猿庫(さるくら)の泉」からとなります。

猿庫の泉(さるくらの泉)入口

まずは県道8号線「飯田南木曽線」通称「大平街道」の猿庫林道起点を目指します。

県道から右折して500mほど進めば、猿倉の泉駐車場に着きます。

道路沿いに広い駐車スペースとトイレも完備されていますので、安心です。

駐車場に車を置き。100mほど来た道を戻って登山口でもある高鳥屋神社里宮へ。入口の紅葉がひときわ鮮やかです。

高鳥屋神社里宮

まずは登山前の参拝を行い、登山道へ進みます。

登山道はちょうど社の裏手から、つづら折りに延びています。

林業の作業道としての意味合いも強いであろう登山道は、キレイに整備されていて歩きやすいです。

11月の中旬過ぎの朝の登山できたので、道中は朝日に照らされた紅葉が楽しめます。

三十三観音を巡りながらの登山です。

神社が祀られている山に多い「三十三観音」ですが、ここ高鳥屋神社奥社も三十三観音を巡りながら登る事ができます。

道中は紅葉だけでなく松の巨木など迫力のある景色を見ながら進めます。

落葉の絨毯をザクザクと踏みながら進む区間も。

ルート前半は、そこそこ登りごたえのある傾斜が淡々と続きます。

割と体力を使っている筈ですが、随所に観音様が祀られているので、気が紛れて?ペースも乱れる事無く登れます。


高鳥屋神社(たかどやじんじゃ)奥宮登山往復約2時間のコースタイム

猿庫の泉駐車場▶(2分)▶高鳥屋神社里宮▶(50分)▶二十番観音▶(10分)▶二十八番観音▶(5分)▶最初の鳥居▶(3分)▶高鳥屋神社奥社▶下山開始▶(10分)▶休憩ポイント(15分休憩)▶(30分)▶高鳥屋神社里宮~猿庫の泉(下山完了)


この山の登山道では、スカっとした眺望スポットはありませんが、ほとんど区間は木々に挟まれているので自然に囲まれている感覚を強く感じられます。

二十七番観音の脇からの枝道の先は眺望が良さそう見えたのでUターン気味に進んでみると…

かすかに飯田市街地。

でもやっぱり木々の先でした。

前半と比べると、後半の尾根区間は緩やかな登りでハイキング気分です。

二十八番観音はなぜか2体

観音様も二十番台後半になって来たので、ゴールも近くなってきています。

二十八番観音は「なぜか2体」そして1体は下部が埋まっていました。理由は不明です。

二十九番観音を過ぎると最後の登りと言った感じです。

真っすぐに伸びた登山道の先には神社が待っているのかな?

まずは最初の鳥居

少し進めば、朱色の鳥居と社らしき建物が見えてきました。

高鳥屋神社(奥社)

無事到着しました。

この先へ進んで、風越山まで行けるルートもあるようですが、今回はココをゴールとします。今度はグリーンシーズンに風越山までの周遊登山にもチャレンジしてみたいですね。

参拝をすませたあと一休みとも思ったのですが、ここも林の中で眺望も無く、日当たりも決して良くないので滞在時間は短めで下山開始です。

この登山道の中で数少ない日当たりがあって、休憩しやすいポイント(たぶん二十七番観音と二十八番観音の間)で小休止。

大根葉の混ぜご飯おにぎり(ミニ)で少しエネルギーチャージ。

休憩のあとは順調に下山。

整備された登山道のお陰で下りはあっという間。

高鳥屋神社里宮の裏手までくれば下山目前。

下山は、神社側ではなく猿庫の泉側ででてみました。

画像奥にチラッと見えている紅葉が神社入口の階段。

猿庫の泉から高鳥屋神社奥宮までの登山、往復約2時間の気軽な山行でした。


高鳥屋神社(たかどやじんじゃ)奥宮登山往復約2時間のコースタイム

猿庫の泉駐車場▶(2分)▶高鳥屋神社里宮▶(50分)▶二十番観音▶(10分)▶二十八番観音▶(5分)▶最初の鳥居▶(3分)▶高鳥屋神社奥社▶下山開始▶(10分)▶休憩ポイント(15分休憩)▶(30分)▶高鳥屋神社里宮~猿庫の泉(下山完了)


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尾沢あきら