紅葉の名所、美濃市大矢田神社から天王山への日帰り登山ルートとコースタイム

大矢田神社の紅葉の見ごろは11月中旬
大矢田神社の紅葉の見ごろは11月中旬

美濃市の天王山は標高537m日帰り登山にピッタリ

今回目指すのは、岐阜県美濃市にある天王山(標高537m)

登山口となる紅葉の名所、大矢田神社は東海北陸自動車道の美濃インターから車で10分たらずとアクセスも良好です。

大矢田神社は紅葉の名所で見ごろは11月中旬だそうですが、今回は見ごろよりも少し早い11月1日の山行。

それでも、朝の段階で駐車場には車も4~5台あり、紅葉まつりの屋台の準備も始まっているようでした。


※大矢田神社の紅葉フォトギャラリーは記事後半にあります。(2022年11月22日撮影)

 

ちなみに、「大矢田」の読み方は「おおやた」ではなく「おやだ」が正しいそうです。私は「おおやた」だと思い込んでおりました(;^_^A

入山前に山門周辺を軽く散策

大矢田神社の鳥居
大矢田神社の鳥居
大矢田神社の山門
大矢田神社の山門
仁王像「阿」
仁王像「阿」
仁王像「吽」
仁王像「吽」

準備体操がてら少し散策をして入山します。

※今回のコースタイムは以下の通り。


天王山 日帰り登山コースタイム

10:00 駐車場出発

10:05 神社本殿横から登山道へ

10:13 小休止 開けた沢沿い 10:16

10:22 小休止 急登手前の看板 10:25

10:30 中休止 大もみじ 10:40

10:45 小休止 少し開けたポイント 10:50

11:00 尾根分岐

11:05 山頂 昼食

11:50 発 直行ルートにて下山開始

12:35 神社本殿手前

12:45 下山 駐車場到着


スタートして最初の関門?はこの本殿までの階段

それなりの勾配がありますので、足慣らしになります。

当日の体調チェックもかねて慌てず登ります。

本殿までの階段で足慣らし
本殿までの階段で足慣らし
この階段だけでも良い運動になりますね
この階段だけでも良い運動になりますね
大矢田神社の本殿
大矢田神社の本殿

本殿でお参りして、登山の無事を祈り右奥から登山道に入ります。

天王山登山道入り口
天王山登山道入り口

今回は本殿右側からの「大もみじ」を経由するルートで登り

本殿下の水場に出る直行ルートで下ります。

今はどこの山でも熊には注意ですね。
今はどこの山でも熊には注意ですね。

登山道に入ると早速に「熊出没注意!!」の看板。

一人の登山は避けて、対策もして登りましょう。

熊の看板以外にも、地元の小学生による案内表示や

山頂への矢印看板など案内は充実しているのはありがたいですね。

地元の小学生の手作り案内表示
地元の小学生の手作り案内表示

登り始めてしばらくは沢筋に沿って登ります。

秋は水量が少ないですが、沢を渡るポイントもあるので

足元注意で。

登山道前半は沢筋に沿って登ります。
登山道前半は沢筋に沿って登ります。

山頂までに数か所ロープを使って登るポイントもあります。

1時間ちょっと割と短時間の登りですが、こういうアクテビティがあると

「登ってるぞ!」という満足度も上がりますね。

天王山の登山道には数か所のロープ場があります。
天王山の登山道には数か所のロープ場があります。

しっかりとした勾配を一気に登ります。

矢印看板の向きが登りのキツさを表してます。
矢印看板の向きが登りのキツさを表してます。

天王山は短い距離の中で一気に登るイメージです。

大もみじ経由のルートの方が景色を楽しむポイントがあるので、直行ルートを登るよりも満足度は高いと思います。

沢筋から離れると少し足元の様子が変化します
沢筋から離れると少し足元の様子が変化します
急こう配をひたすら登ります
急こう配をひたすら登ります

今回の登山でヘルメットデビュー!

余談ですが、今回の登山からヘルメットデビューしています。

前々から、日帰り登山とは言え、頭上からの枝の落下や、もしもの転倒や転落に備えて「ヘルメットくらい被っておくと良いなぁ」と思っておりまして

軽量のヘルメット

lovell(ラベル)のカスクヘルメットを購入してみました。

このヘルメットは本来、サイクリング用なのですが、軽量である事、登山にも合いそうなデザインから選んでみました。

軽くて、頭にもフィットしてヘルメットである事の拘束感もなく快適!

選んで正解でした、オススメです(^_^)v

さて、話は登山ルートにもどって、ビューポイントの「大もみじ」

休憩ポイントとしても最適な、もみじ谷のシンボルツリーなのですが、

残念な事になっていました。

 大矢田神社もみじ谷のシンボル「大もみじ」の枝は折れていました。
大矢田神社もみじ谷のシンボル「大もみじ」の枝は折れていました。

この夏の豪雨の影響なのか?台風の影響でしょうか?

立派な枝ぶりの大もみじの大枝の片方は無残な姿に…

残念ですが、これこそが自然なんでしょうね。

二股の大きな枝の片方が根元から倒れています。
二股の大きな枝の片方が根元から倒れています。

大もみじで中休止をした後、しばらく登ると足場が急に変わります。

これが間もなく尾根の分岐に到着するサイン。

ゴツゴツとした岩肌が見えれば、あと一息。
ゴツゴツとした岩肌が見えれば、あと一息。

大きな岩の先が分岐ポイント、急な登りはここで終了です。

岩の右側を抜けて尾根に出ます。
岩の右側を抜けて尾根に出ます。
天王山と誕生山の分岐ポイントの案内看板
天王山と誕生山の分岐ポイントの案内看板

分岐ポイントを左へ進めば、今回の目的地である天王山。右へ進めば誕生山です。

 

2つのピークを登頂するコースも十分日帰りで登れますので、しっかり満喫したい方はここから右へ進んで、誕生山まで行き、戻ってきて天王山というパターンもアリですね!

分岐から誕生山を目指すのもアリですよ。
分岐から誕生山を目指すのもアリですよ。

天王山 山頂手前の紅葉は色づき始めていました。

天王山山頂付近の紅葉
天王山山頂付近の紅葉

天王山 山頂到着

天王山 山頂の景色は最高です。
天王山 山頂の景色は最高です。

登る事1時間チョイ。

ひたすら急こう配を登り、尾根を通過すると一気に景色が開けます

この瞬間が天王山登山の醍醐味かもしれませんね。

写真ではわかりませんが、名古屋方面の景色は遠くに名古屋の駅ビルも見えています。

この日は長野方面は御嶽山に乗鞍岳も臨めました
この日は長野方面は御嶽山に乗鞍岳も臨めました

北側は御嶽山や乗鞍岳まで見え、最高の眺め。

1時間と少しの登りでこの眺めを満喫できるのは嬉しいですね。

山にカエル
山にカエル

またここに来よう!

「山にカエル」にも癒されます。

カップそばと炊き込みご飯の昼食
カップそばと炊き込みご飯の昼食

山頂で昼食。

まったり休んでいると、4組ほどの登山客、ここまでも2組ほどすれ違っていますので、平日でもそれなりに登っている人がいますね。

下りは直行ルートを一気に下山

天王山 山頂~大矢田神社 直行ルート
天王山 山頂~大矢田神社 直行ルート

今回、下りは山頂から大矢田神社への直行ルートで下山します。

特に表示はないですが、山頂から南側に登山道があります。

天王山山頂から、急こう配を一気に下ります。
天王山山頂から、急こう配を一気に下ります。

直行ルートはまさに一直線に下るイメージで、大もみじルートよりも急こう配、慎重に歩を進めます。

ほんの数か所、なだらかになるポイントがあります。
ほんの数か所、なだらかになるポイントがあります。

急な下りなので、足がガクガクしてきますが、ちょうどよい休憩ポイントもありません。

なだらかになる場所で一息つきつつ、注意しながら下ります。

後半は疲れも出てくるので足元注意
後半は疲れも出てくるので足元注意

眺望もなく下るだけですが、時間にすれば40分程度ですので、集中力も切れる事無く無事に下山。

大矢田神社本殿下の水場の奥に出てきます。

左奥の赤い手すりと石垣の境目が登山道。
左奥の赤い手すりと石垣の境目が登山道。

ここで軽くストレッチなどを行い、足をほぐして駐車場までもどります。

まだ色づきがはじまったばかりの紅葉
まだ色づきがはじまったばかりの紅葉

大矢田もみじ谷の紅葉の見ごろは11月中旬

紅葉狩りには早い時期でしたが、日帰り登山としては天気にも恵まれて

最高の日となりました。

今度は紅葉が見ごろの時期に訪れてみたいと思います。

 

では改めて、今回の天王山登山のコースタイム。


天王山 日帰り登山コースタイム

10:00 駐車場出発

10:05 神社本殿横から登山道へ

10:13 小休止 開けた沢沿い 10:16

10:22 小休止 急登手前の看板 10:25

10:30 中休止 大もみじ 10:40

10:45 小休止 少し開けたポイント 10:50

11:00 尾根分岐

11:05 山頂 昼食

11:50 発 直行ルートにて下山開始

12:35 神社本殿手前

12:45 下山 駐車場到着


ご参考になれば幸いです。

【オススメ】軽量ヘルメット

lovell(ラベル)のカスクヘルメット



追記(2022年11月22日)

この山行の翌年に、誕生山に登り、下山後に大矢田神社の紅葉を見てきました。少し見頃は過ぎていましたが見事でした!


誕生山と天王山

天王山(左)と誕生山(右)
天王山(左)と誕生山(右)

この画像は、記事の翌年に誕生山へ登った後に撮った天王山(左)と誕生山(右)どちらの山も美濃市から半日の日帰り登山に最適。

両山を縦走で楽しむのも良いですね。

なお、誕生山の登山記事は以下のリンクからどうぞ。

>>誕生山(岐阜県美濃市)登山口駐車場からの登山ルート周遊コース


この記事を書いた人

信州味噌入りカレー専門店

カレーの大原屋

https://www.ooharaya.com/

尾沢あきら